第16回　応募書類あれこれ④（ビックリ！こんな応募書類ありました）

これまで、応募書類について、いろいろ説明してきましたが、「ほんとにこんな履歴書あるの？」と思うような書類もあります。
今回は、企業の人事担当者が、「ビックリしてしまった履歴書」の内容をご紹介します。

履歴書の写真でビックリ！

• プリクラ（複数人で写っていることもある）
• スナップ写真の顔周辺の切り抜き
• ペットと一緒
• 着ている服がアロハシャツやジャージ
• 卒業写真の切抜き
• 10年前の写真
• ヘッドホンをしている
• 貼っていない
• サイズが大きすぎる、又は小さすぎる

履歴書の写真は応募書類の中で、唯一の画像データです。
紺やグレーなどの一般的な色のスーツ、または襟のついた白いシャツに、黒か紺のジャケットやカーディガンを重ねると印象がよいです。
面接で、現在の姿と相違がない、3か月以内の写真を貼りましょう。
「とりあえず、自分の顔が写っていればいいだろう」という理由は、通用しません。
準備ができない人、雑な人と思われてしまいます。
相手に、誠意が伝わる写真を貼りましょう。

履歴書記入でのビックリ！

• 「（汗）」「○○でした～⤴⤴」など気持ちのイメージを記号などで表現している
• 絵文字を入れる　「笑顔で対応します(^_^)」
• 「○○かなぁ」「○○です－」「○○ますぅ」のように話し言葉や友達へのメールに送るようなくだけた表現
• 誤字で「自己アピール」が「事故アピール」に
• 鉛筆やシャープペンシルで書いてある
• 学歴、職歴、免許、資格の詐称
• 「退職」を「辞めた」と書いてある
• 全て、赤のボールペンで記入してある

「（自分流で）見本と違うけど、これぐらいいいだろう」と思っても、内容によっては、自分勝手な人と思われてしまいます。
作成した書類が、相手から見て常識的になっているか、考えてみましょう。

この他、

• コーヒーや油のシミがあった
• よく見たら、カラーコピーだった
• シワだらけ

など、用紙自体のビックリ！もありました。

応募書類は、ただ送ればいいのではなく、書類選考通過や採用を目的とした書類であることを忘れずに、作成しましょう。

さて、あなたの作っている応募書類は、自分流の応募書類になっていませんか？
「第三者の目でチェックして欲しい！」というときは、ぜひ、ワークサポート三条をご利用ください。