第9回 職務経歴書が書きたい!②

職務経歴書は誰のために書く?


どんな文書も、読む人がいます。
「誰に、何を読んでもらうべきなのか?」を理解すると、文書の内容はキリッと引き締まります。
あなたが書く職務経歴書を読む人は、誰でしょうか?

まずは、応募する企業の人事担当者ですね。
役員面接を担当する、社長や役員も読む可能性が高いでしょう。
もしかすると、配属予定の部署の、直属の上司となる方が読んで、実力を判断するかもしれません。

そういう方々に向けて書く書類ですから、もちろん、失礼がないように気配りをして書きます。
そして、自分の実力や良いところが、ちゃんとわかりやすく伝わるようにしないといけません。

読みやすく、「私を採用すると良いことがありますよ」というアピールがきちんと届く書き方をしましょう。

職務経歴書のメリット

<企業側から見た職務経歴書のメリット>

・(書類選考が先にある場合)面接の前に、必要なスキルや経験がありそうかどうかをある程度判断できる。
その分、面接では、より詳しいスキルや人柄、適性について話すことに時間をかけられる。
・面接に参加しない人(例:配属される現場の担当者、社長などの幹部社員)の判断を仰ぐ材料になる。

<職務経歴書を提出する応募者側のメリット>

・履歴書では伝えきれない経験業務の詳細を伝えて、能力のPRができる。
・やむを得ない退職理由や、勤務条件の特にゆずれない事項とその理由などを予め記載しておくことで、面接で一から説明する手間が省ける。
例…「やむを得ない」と相手が納得しやすい事情説明の例
「両親の介護のため、長距離の通勤や残業の多さがネックとなり、近隣の支社への転勤希望を出しましたが、タイミングの折り合いがつかず、残念ながら退職となりました。」
「希望の部署への異動を目標に仕事に取り組んでおりましたが、上司から今後その部署が縮小される方針である旨の説明を聞きました。憧れの〇〇職になるため、〇〇部門が充実している企業で働くことが必須と考え、上司とよく話し合った上で円満退職いたしました。」
・書類作成能力そのもののPRになる。文章力、レイアウトセンスなどのプレゼン資料になる。
・面接のやりとりを想定し、言及してほしいポイントを強調しておけば、ある程度面接の内容を予測することが可能。

職務経歴書があることで、採用側・応募者側の両方にメリットがあります。
このメリットを存分に利用して、自分のセールスポイントを印象づけましょう。

職務経歴書の書式

職務経歴書には決まった書式がありませんので、自由な形式で作成することができます。
とはいえ、現在、ビジネス文書の主流はA4サイズです。A4の用紙1~2枚にまとめることをおすすめします。職歴の長い方でも、3枚以上ですと読み手が負担に感じますので、なるべく2枚以内にまとめられるよう編集してみてください。
表組みや箇条書きを使って、経歴を読みやすくまとめている人がほとんどです。
ただズラズラと並べて書いただけでは、読む人はどこに注目していいかわからず、読解に時間がかかってしまいます。

<例1>


表組みや見出しをつけたり、インデント(段落の左側に余白をつける)を活用したりすると、どこからどこまでが一区切りか、そこには何が書いてあるのかがはっきりして、理解しやすくなります。

<例2>


形式は自由とはいえ、最初は、ハローワークでもらえる冊子「職務経歴書の作り方 パンフレット」(オンラインでも入手可能 https://www.hellowork.mhlw.go.jp/member/career_doc01.html)に掲載されている見本の書式をマネすると、作りやすくなります。
この冊子では、シチュエーションに応じて数種類の見本が掲載されていますので、自分の経歴に近い見本を探して使うと良いでしょう。

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ワークサポート三条 (三条市就労支援相談室)
〒955-0852 新潟県三条市南四日町1-15-8 ソレイユ三条1F TEL/FAX 0256-32-5262

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