第13回 応募書類あれこれ①(基礎知識)
履歴書や職務経歴書を作成するとき、自分流になっていませんか?
知っておきたい注意点!を再確認してみましょう。
文章を間違えた時
修正液や修正テープの使用はできません。間違えたら、最初から書き直しましょう。
事前に下書きしておくとミスが防げます。
手書きの履歴書作成で何度もミスが続くときありませんか?そういう時、氏名から順番に記入するのではなく、間違えやすいところから書いていくとミスを防ぎやすいので試してみてください。
手書きで使用するペンの種類
黒の万年筆かボールペンを使います。
消せるボールペンはとても便利ですが、鉛筆と一緒で書き換えることができたり、60℃以上の温度で消えたりするので、残念ながら応募書類には使えません。
誤字脱字は絶対ダメ
作成後は、必ずチェックしましょう。しばらく時間を空けてチェックしたり、身近な人に確認してもらったりすると精度が上がります。
日付の記載について
提出書類の『暦』は統一します。
例えば、提出日が西暦、生年月日は和暦、学歴や職歴が西暦などバラバラだと、読み手はわかりにくいです。
提出書類(送り状、履歴書、職務経歴書など)全て同じ『暦』にし、一貫性を持たせましょう。
手渡しの場合(すぐに面接又は持参)は持参する日(○年○月○日)を、郵送の場合は投函する日を提出日として記入します。
正式名称で記載
応募書類では、略号や省略した名称での記載はできません。
資格や学校名、企業名は事前に確認し必ず正式名称で書きましょう。
例えば
NGな表現 | 正しい表現 | |
企業名 | (株)○○、(有)□□ | 株式会社○○、有限会社□□ |
年号 | H21年、S60年 | 平成21年、昭和60年 |
学校名 | ○○高校 | ○○県立○○高等学校 |
資格名 | 自動車免許 日商簿記○級 |
普通自動車第一種運転免許 日本商工会議所主催 簿記検定○級 |
応募先企業の敬称の使い方
応募書類を作成する際の、応募先企業の敬称は、会社の場合→「貴社」としますが、
他にもいろいろあります。
応募先がどのような敬称か確認しましょう。
また、「御社(おんしゃ)」は「貴社」の口語表現となるので、文章には使えません。
<応募先企業の敬称>
会社 (株式会社、有限会社、相互会社など) |
貴社 |
財団法人、社団法人、NPO | 貴法人、貴団体 |
社会福祉法人、独立行政法人 | 貴法人、貴団体 |
協会 | 貴協会 |
組合 | 貴組合 |
銀行 | 貴行 |
学校 | 貴校(大学の場合は貴学でも良い) |
幼稚園、保育園 | 貴園 |
病院、医院 | 貴院 |
会計事務所、法律事務所などの事務所 | 貴事務所 |
官公庁(県庁、市役所、職業安定所など) | 貴庁、貴役所、貴所、貴役場 |
商店、飲食店などの個人事業所 | 貴店、(事業所名)様 |
店舗ではない個人事業主 | (事業所名)様 |
面接では、提出した履歴書や職務経歴書の内容をもとにした質問が予想されます。
応募書類はコピーして、面接前に目を通しておきましょう。
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