第50回　転職に成功した人の体験談～出荷作業→税理士事務所へ転職したSさん～

Sさんは三条市在住の30代の男性です。
これまで、新卒で入社した会社で物流関連業務（出荷作業）に従事していました。勤続10年を過ぎたタイミングで転職を決意し、このたび、めでたく希望業種へ採用を決めたSさんへインタビューしてみました。

Q.これまでの職歴を教えてください。

A.高校のときはファストフード店でアルバイトをしていました。
卒業してから、何となく働きやすそうだな～と思って、派遣社員で地元企業に入りました。1年ちょっと働いたとき、退職する正社員さんがいて、そのポストにどう？と言われ、正社員になりました。

Q.なぜ転職しようと思ったのですか？

A.2020年ころから、残業がなくなって、収入が減ってしまいました。それをまかなうために、週末の夜はサービス業のアルバイトをしていました。
そのころ、「役に立つ資格ランキング」のTOPに「簿記2級」があるのを見て、取ってみようかな？と思って勉強を始めたんです。Wワークをしながら1年半勉強して、無事合格しました！
そしたら、やっぱり資格を生かした仕事をしてみたいなと思うようになって、転職活動を始めました。

Q.どのくらい応募しましたか？

A.主に民間の求人サイトを使って、10社以上応募しました。
そのうち、面接まで行けたのは2件です。
結果的にこの2件の両方から内定をいただきました！

Q.どうして未経験の業種、税理士事務所を選んだのですか？

A.一般企業の経理とかも考えたんですけど、飽きそうだなと思って（笑）。
以前から、知り合いに経営者の方が何人かいて、そういう人たちの話を聞くのが好きでしたので、税理士事務所に入ったら、いろいろな経営者さんと会えるのではないかと思い、志望しました。
いずれ、税理士資格も取って、税理士になりたいなと思っています。一生できる安定した仕事だと思うので、ぜひ実現したいです！

Q.経験がないことは、就活で不利ではありませんでしたか？

A.最初は、未経験ということで断られそうになりました。書類審査で断られてしまうことのほうが多かったですし…。
でも、Wワークをしながら資格を取った点などが評価されたのかなと感じています。
あとは、とにかく、未経験のハンデを補うだけの熱意を伝えようと努めました。

Q.転職にかける熱意はどのようにアピールしましたか？

A.税理士事務所に入りたい理由として、
①一生できる仕事であり、自分も一生をかけて税理士として働いていきたいから
②経営者たちとつながりを持てる仕事であり、これまでもたまたまそういう人たちと多く知り合ってきたので、強いご縁があるように感じているから
を推しました。
もともと、「やりたいことがある人をサポートする役」をやりたいタイプです。自分がトップになるより、トップを支える立場のほうがよい。そういう性質であることを話して、「（税理士や、税理士事務所のサポート役職員として）向いているのかもしれないです、私、素質あるんじゃないでしょうか（笑）」とけっこう強気で面接を受けました！

Q.面接は、どんな手ごたえでしたか？

A.地位の高い人たちに、礼儀は守りつつも、物怖じせず、かしこまりすぎず、対応することができました。これまでも、経営者の方々とそのようなつきあい方をしてきましたので、それが証明できたのがよかったかな？と感じています。

結局、2か所の事務所から採用の通知をいただきました。
かなり悩みましたが、「代表の方を信頼できる」と感じたほうに決めました。

Q.これから転職活動をする方に、応援のメッセージをお願いします！

A.仕事に大切なのは「信頼感」。私は、公私ともに、うそはつかないし、正直な性格だと思っています。そういう正直さを、面接などを通して「信頼できそうな人だな」と感じてもらえたのではないでしょうか。
みなさんが、ご自分にも相手方にもうそをつくことなく、ご自分を「信頼できる人材」と評価してくれる転職先と巡り合うことを祈っています！

Ｓさんの転職ストーリー、いかがでしたか？
「自分とは立場が違うので、もっと別の体験談が知りたい！」
「私の場合はどう行動したらいいんだろう？」
そんなお悩みはぜひワークサポート三条へお寄せください。
就労・転職相談が何度でも無料で利用でき、マンツーマンであなただけへのアドバイスが受けられます！お気軽に下記までお問い合わせください。