第25回 リモート面接、始まる
リモート面接のメリット
新型コロナウイルス感染症の流行で、リモートワークが身近になると同時に、就職面接にもリモートを導入する企業が増えました。
私たちの三条市でも、「面接は来社の必要はなく、ビデオ通話アプリを利用して行います」というケースが聞かれるようになってきました。
企業がリモート面接を導入するメリットは、
- 面接用の場所(応接室など)がいらない
- 遠方の本社にいる役員や人事担当者にも面接に参加してもらえる
- 遠方からの応募者にも対応できる
- 応募者のネットスキルが推しはかれる
- ログ(ビデオ通話の記録)が残せるのでじっくり振り返りができる
などがあげられます。
応募者側のメリットとしては、
- 会社まで行かなくてよいので時間と交通費の節約になる
- 自分の部屋など、慣れた場所で受けられるので、緊張しないですむ
- 遠方の会社でも気軽に応募できるようになる
といったところでしょうか。
リモート面接の準備
1. アプリの準備
まずは、企業指定のビデオ通話アプリを入手しましょう。
Zoomが使われることが多いので、これ以降、Zoomの場合を仮定して説明します。
<パソコン>
ブラウザで https://zoom.us/signup にアクセスし、画面の「サインアップ」の指示に従って入力する。
その後、ソフト(アプリケーション)のダウンロードが案内されるので、ダウンロード→インストールする。
<スマートフォン、タブレット>
アプリでGoogle play やApp Storeを開き、「Zoom」を検索してダウンロード→インストールする。
詳しい方法は 「初心者でも分かる「Zoom(ズーム)」の基本」 https://www.sedesign.co.jp/blog/how-to-use-zoom などを参照するとよいでしょう。
2. 環境を整える
リモート面接はインターネットを利用しますので、Wi-Fi(無線LAN)、有線LANのいずれかがきちんと使えるか確認しておきます。
自宅以外の、普段自分が利用していないネットワークを利用する場合は、その施設の注意書きをよく読み、必ず事前にテストをしておきましょう。
また、面接に集中できる、静かな部屋を用意してください。背景は真っ白でなくてもよいですが、洗濯物などは映らないように片付けておいてください。
3. 服装、髪型
リモート面接でも、服装や髪型は実際の面接と同じ姿勢でよいでしょう。
すなわち、清潔感のある服(ケースによって、スーツ~きれいめカジュアルくらいまで幅があります)、きちんと整えた髪型、不自然でないメイクや装飾にしておきます。
4. 面接前日または当日のリハーサル
必ず事前に一度、Zoomが問題なく起動するかどうかをテストしておきましょう。
Zoomを立ち上げて、「新規ミーティング」をクリックし、「ミーティングルーム」(自分一人だけのミーティングルームができます)がきちんと開くことを確認してください。
その後、
- 動画が表示されるか。表示されない場合は、カメラがオフになっていないか。
- スピーカーから音が聞こえるか(「オーディオのテスト」の項目でチェックできます)
- 外付けのマイクを利用する場合は、きちんと接続ができているか
を確認します。
5. 面接前に機器の再起動
直前まで、別の用途で使っていたパソコン・タブレット等は、一度再起動をしておくとよいでしょう。
メモリやCPUに負荷がかかってフリーズする、直前に開いていた画面を誤って共有してしまう、不用意に音楽などが流れてしまうなどのトラブルを避けることができます。
6. 面接ミーティングルームへのアクセス
事前に企業から送られているURLをクリックするか、そこに記された番号とパスコードで、ミーティングルームにアクセスすると、いよいよ面接開始です!
実際にリモート面接が始まってしまえば、中身は従来からの面接とそう大きな違いはありません。
誠実な態度で、自分の魅力を相手に伝えましょう!
「面接はリモートって言われたけど、やったことないし不安…」とお悩みの際は、ぜひワークサポート三条の相談をご利用ください。電話で説明しながら、実際に相談者の自宅等とワークサポート三条をZoomでつなぐ練習ができます。その後は、Zoomにてリモート相談ももちろん可能です!
既にZoomが使えている方、Zoom以外の通話アプリを指定された方もお気軽にお問い合わせください。
一緒に最良の面接対策を考えましょう。
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